私たちが生活を営む住宅は、自然環境にさらされるうちに確実に劣化します。改修用塗料は新築時以上の耐久性を持つ塗料で保護したいものです。
- 破風板は屋根の次に過酷な状況です。腐食が進めば板の交換が必要となります。
- サイディング外壁の場合、窓周りや板の継ぎ目部分の隙間を確認してください。
コーキング材が充填されていますが、これが切れていれば、漏水、板の腐食につながります。 - 屋根は外壁等より過酷な状況にあります。できれば、耐久性良い塗料で保護してあげたいものです。
近年では、防藻性・防カビ性塗料などがあります。 - モルタル外壁の場合、ひび割れ・表面の仕上げ材の劣化に注意してください。
漏水につながったり、仕上げ材の剥離につながり、見栄えが悪くなります。
弾性塗料、防藻性・防カビ性塗料、光触媒塗料、遮熱塗料などがあります。
塗料の耐用年数について
部位、周辺環境により異なりますが、一般的に外壁では、アクリル塗料6~8年、ウレタン塗料8~10年、シリコン塗料12~14年、フッ素塗料・光触媒塗料15~20年と言われています。
耐用年数が高い塗料を選定すれば、イニシャルコストは少し高くつくものの、塗替えサイクルが伸びるため、最終的には割安になります。
工事の流れ
①足場設置
②外壁・屋根その他全般 高圧水洗浄
③外壁塗装 養生+下塗り+中塗り+上塗り
④屋根塗装 下塗り+中塗り+上塗り
⑤木部・鉄部塗装
⑥足場撤去・清掃 ~完成です。